湯河原のパワースポット五所神社で七福神めぐり~安産祈願も~

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湯河原随一のパワースポットと言われる「五所神社」へ、安産祈願を兼ねて実際に参拝してきました。境内には七福神すべてが祀られているため、一度の参拝で七福神めぐりも体験できます。今回は参拝の様子や見どころ、アクセス方法まで、実際に歩いてわかったことをまとめました。

五所神社とは?

神奈川県湯河原町にある、約1300年前に創建されたと伝わる神社です。天智天皇の時代、加賀の住人であった二見加賀之助重行らがこの地方を開拓した際、土肥郷(現在の湯河原周辺の旧地名)の総鎮守として天照大神以下五柱の神霊が鎮座されたと伝えられています。

源頼朝が挙兵の前夜にこの神社を訪れ、盛大な戦勝祈願をしたという言い伝えも残っています。

五所神社は長寿長命の神、そして「湯の産土神(うぶすながみ)」として、その土地を守る神様を祀っており、地域の方々に古くから親しまれてきました。

境内には樹齢800年以上と伝えられる大きな御神木がそびえ立っており、「健康・勝利・安全」にご利益があると言い伝えられています。また、境内に七福神が全員揃って祀られているのも大きな特徴で、一度の参拝で七福神めぐりができる点が、このパワースポットが人気を集める理由のひとつです。

最初に神社をお参り

鳥居をくぐり、まずは手水舎へ向かいましたが、訪れた当時はコロナ禍の影響で使用を控える措置がとられていました。

25段ほどの石段をのぼり、社殿の前で手を合わせます。「母子ともに何事もなく健康に出産が終えられますように」と安産祈願をしました。妊娠中の参拝は石段が少し堪えましたが、上りきったときの清々しい空気は印象的でした。

御札やお守り、御朱印は境内に入ってすぐ左手にある社務所でいただけます。御朱印は書き置き対応の場合もあるようなので、時期によっては社務所の掲示を確認しておくと安心です。

立派な御神木

手水舎の奥に、大きく立派な楠(くすのき)の御神木があります。近づくとその大きさに圧倒されるほどの存在感で、木の周りだけ空気が澄んでいるようにも感じられました。

古くから「健康・勝利・安全」のご利益があると伝えられているこの御神木に、実際に幹へ触れてみました。科学的な効能ではありませんが、大樹ならではの静けさと生命力を間近で感じられる、参拝の見どころのひとつだと思います。

神社の向かいには「明神の楠」と呼ばれる、こちらもまた立派な楠があります。楠の裏側にまわると、幹の中に小さな鳥居が建てられ、石像が祀られているのを見つけることができました。

七福神めぐり

五所神社の境内には七福神が集結しており、それぞれの神様に手を合わせてきました。境内の駐車場には、七福神のご利益内容と各像の設置場所を示した案内板が立っているので、迷わずにひと巡りできます。

大黒天(だいこくてん) ― 五穀豊穣、商売繁盛、福徳、出世開運の神様。ふくよかで穏やかなお顔が印象的で、米俵の上に立つ姿が古くからの豊作祈願の象徴だと感じました。

恵比寿神(えびすしん) ― 商売繁盛、除災招福、大漁守護をつかさどる神様。大黒天と並んで祀られていることが多く、五所神社でも近い場所に鎮座しています。

毘沙門天(びしゃもんてん) ― 財宝福徳、実行力と勇気、武道・スポーツの成就をもたらす神様。武神らしく、七福神の中で唯一きりっとした厳しい表情をしているのが特徴的でした。

布袋尊(ほていそん) ― 開運、家庭円満、夫婦円満、良縁、千客万来の神様。他の像とは少し離れ、境内の外側「明神の楠」のそばに祀られています。奥湯河原行きのバスを待つ間に自然と目が合う位置にあるのがユニークでした。

弁財天(べんざいてん) ― 諸芸能、福徳、財運をもたらす女神で、七福神の中で唯一の女神です。社務所前の小道を抜けた境内の一番奥に鎮座しており、七福神めぐりの中でも少し離れた場所にあるため見落とさないよう注意が必要です。

福禄寿(ふくろくじゅ) ― 健康、人徳、財運、幸福と長寿を守る神様。長い頭と柔和な表情が特徴で、独特のポーズが印象的でした。

寿老人(じゅろうじん) ― 長寿、家庭円満、健康を象徴する神様。福禄寿と役割が近く、対になるように祀られています。

戦死した方々を祀る記念碑も

弁財天が祀られている境内の奥には、2つの記念碑が並んで建てられています。一つは戦死した方々を弔う「忠魂碑」、もう一つは地域に貢献した方の偉業をたたえる「頌徳碑」です。パワースポットとしてだけでなく、地域の歴史を今に伝える場所でもあることを実感し、こちらにも手を合わせてきました。

参拝にかかった時間と混雑状況

境内はそれほど広くないため、七福神めぐりを含めても参拝時間の目安は20〜30分ほどです。平日の午前中に訪れたこともあり、他の参拝者とほとんどすれ違うことなく、ゆっくりお参りできました。石段や境内には段差があるので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。

五所神社へのアクセス

〒259-0304 神奈川県足柄下郡湯河原町宮下359−1

路線バス

湯河原駅前から発車する箱根登山バスの「奥湯河原方面」に乗車し、「五所神社」で下車します。乗車時間は約3分、運賃は片道200円です。バス停は神社入り口のすぐ目の前にあります。

徒歩

湯河原駅から徒歩で約12分です。改札を出て右に曲がり、「珈琲ウエスト」の前を通ってそのまま道なりに進みます。高架下をくぐると、支柱に支えられた大きな木が見えてくるので、そこが五所神社です。

徒歩で向かうと、本来の参道入り口より先に駐車場の入り口が見えてきます。私たちはここを入り口と勘違いして駐車場側から入ってしまいましたが、正式な入り口は道をもう少し先に進んだ場所にあります。初めて訪れる方は見落とさないよう注意してください。

まとめ

湯河原を訪れるなら、五所神社は一度足を運ぶ価値のある場所です。樹齢800年を超える御神木の存在感、境内にすべて揃った七福神めぐりの楽しさ、そして地域の歴史を伝える記念碑まで、見どころが詰まっています。湯河原駅からのアクセスも良いので、温泉旅行のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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