子供が産まれてから授乳、おむつ替え、沐浴、寝かしつけなどなど、全てが初めてで毎日てんやわんやの日々。
そんな日々が過ぎて、ふと「あれ、産まれてから一度も耳掃除したことないけどいいんだっけ?」という疑問が湧いてきました。
ママ友とも

耳掃除ってどうしてる?

耳の表面だけ拭いてるけど、、、
これでいいのかわかんないよね~
こんな会話をすることもしばしば。
そんな中、1歳半の時に耳鼻科へ行く機会があったのでその時の話を踏まえて耳掃除についてお話していきたいと思います。
赤ちゃんの耳掃除について調べてみた
耳掃除については病院の沐浴練習の時に助産師さんから
「綿棒やガーゼで耳の周りのゴミを取るだけで大丈夫です」
と言われていたので、なんの疑問もなくそうしていました。
しばらく経って耳掃除について気になり出してネットで調べてみたところ、
赤ちゃんの耳は自浄作用があり耳垢は自然と押し出されるので、基本的に耳掃除は不要
◆耳垢が見えていたり、どうしても耳掃除をしたい場合
- 耳の入口にある耳垢を取り除く程度でOK
- 入浴後に濡らしたガーゼで耳のまわりや耳の入口を優しく拭き取る
◆耳垢が溜まりすぎていたり、気になる症状がある場合
- 耳垢が溜まって聞こえにくそう
- よく耳を触ったりして気にしている
- 耳から異臭がする
- 発熱や不機嫌な症状がある
以上の場合は小児科や耳鼻科を受診しましょう。
こんな感じでした。

別に耳掃除やらなくていいのね。よかった~
産まれてから1歳半までは特に耳の中の掃除はしていませんでした。
息子の耳の異変に気づく
息子が1歳半の時、しきりと耳を気にする動作が見られるようになりました。
小指を耳の穴に突っ込んだり、耳たぶを引っ張ったり。
特にお風呂上がりにこの動作が多かったです。
耳の中を見てみたところ、奥の方に大きな黄土色の耳垢がありました。さすがに奥すぎて自分が取るには怖かったので耳鼻科を受診することにしました。
耳鼻科を受診する

耳掃除で病院を受診するなんて気が引ける・・・
そんなことを考えながら病院に向かった私。
しかし、耳掃除で受診する子供も多いようで病院のみなさんは手慣れていました!
子供がお医者さんに耳を見せる時は本当に泣いて暴れます。(ウチの息子も異常な泣き方でした)
3人の看護師さんに頭と手足を拘束されて、お医者さんが耳の中に耳の奥を見る道具とピンセットを入れて耳垢を掻き出します。
そりゃ怖いですよね。。。
でも、右耳からは想像もしていなかった耳垢が出てきました。
それがこちら。

赤黒い垢のかたまりです。写真では平べったく見えますが2ミリくらいの厚さもあります。
しかも左耳は耳垢が皮膚にくっついてしまって取れないとか。
「無理やり剥がすと耳を傷つけてしまうので耳の中に毎日薬を入れてふやかして一週間後に取りましょう」と言われ、点耳薬をもらいました。
毎日朝と夜の2回、嫌がる息子になんとか点耳薬をして一週間後に再受診をしたところ、右耳と同じくらいの耳垢が出てきました!
耳掃除については
お医者様から言われたのは、
- 気になったら耳掃除は自分でやらずに病院へ来ること
- 3ヶ月~半年を目安に耳掃除をしに来ると良い
とのことでした!
ちなみに4ヶ月後に再度耳掃除で受診したところ、前回ほどではないですが耳垢が結構取れました。(中には黒くなった耳垢も)
思い返せば・・・
息子は1歳1ヶ月の時に初めて「ママ」と「ば(バナナのこと」と話しました。
どんどん発語が増えるのかな~と楽しみにしていたのですが、それから全く増えず。(バナナのこともずっと「ば」のまま)
まわりの同じくらいの月齢の子たちがどんどん発語が増えていっているのを見て、焦りが湧いてきたことを覚えています。
また、児童センターや図書館の読み聞かせ会に行ったりしても、話を全く聞かず部屋を歩き回っているのも気になっていました。元々本は大好きな子で家で私が読み聞かせをする時は最後までちゃんと聞いていたので。
今思えばまわりの声が聞きづらかったのかもしれません。(家で本を読む時は息子の近くで大きな声で読んでいたので聞こえてたのかな?)
耳掃除後の変化
病院で耳掃除をしてもらってからすぐに発語がどんどん増えました!
これは個人差があるので耳掃除=発語につながるというわけではないですが、息子の場合は本当に今までまわりの音や声が聞こえていなかったんだなあと息子に申し訳ない思いで、気づかなかった自分を反省しました。
まとめ
耳掃除は基本的に必要なし。耳垢が気になったら自分で耳掃除はせずに病院を受診しましょう。
私のように耳掃除で病院なんて・・・と思わなくて大丈夫!
大事になる前に対応しましょう。