前回の【ルグラン軽井沢ホテル&リゾート宿泊記①】の続編として、今回は朝食と夕食についてレポートします。妊娠7ヶ月というタイミングでの宿泊だったため、食事面での配慮についても詳しく紹介します。
※本記事は2023年5月訪問時のレポートです。
敷地内の3つのレストラン
ルグラン軽井沢ホテル&リゾートの敷地内には、以下の3つのレストランがあります。
| レストラン名 | ジャンル | 場所 | 定休日 |
|---|---|---|---|
| vaas(ヴァース) | 高級フレンチ | ホテル本館内 | なし |
| grill mille(グリルミル) | 高級グリル | 山の上(カートで移動) | 水曜・木曜 |
| 実乃里(みのり) | お蕎麦 | 敷地入口付近、八風温泉隣 | 火曜 ※2026年9月現在は休みなし |
grill milleは山の上に建っており、専用カートで移動する必要があります。実乃里は敷地の入口付近、八風温泉のすぐ隣にあります。(ホテルの入口から徒歩2~3分程度)
今回宿泊した日はちょうど火曜日にあたり、grill milleと実乃里の両方が定休日だったため、夕食は必然的にvaasでのフレンチフルコースとなりました。※現在、実乃里は定休日なしで営業しています。
レストランが3つあるとはいえ、曜日によっては選択肢が1つに絞られることもあるので、事前に定休日を確認して宿泊日を決めることをおすすめします。
朝食「vaas(ヴァース)」
朝食はvaasが会場となり、バイキング形式で提供されます。
宿泊前にネットの口コミを調べていたところ、「会場が狭い」「混雑時は料理を取るのに並ぶ」「品数が少ない」といった感想がいくつか見られたため、実際どうなのか少し身構えながら向かいました。こうしたホテルの朝食に関する口コミを見ると、「開店と同時に行かないと料理がなくなるかもしれない」と、根拠なく焦ってしまう性格なので、なおさら気になっていました。
レストラン入り口で部屋番号を伝えると、テーブルへ案内されました。座席は指定制のようです。訪れた日は天候が良かったこともあり、希望すればテラス席に変更してくれます。テーブルにはあらかじめカトラリーとコーヒーカップがセットされていました。

料理は、お惣菜やご飯もの、お豆腐料理、デザート、ドリンクコーナーなどが用意されており、温かいコーヒーや紅茶はテーブルでオーダーするとその場で注いでもらえる形式でした。味はどれも美味しく、満足度は高かったです。




口コミにあった「品数が少ない」という点については、リゾートホテルの朝食バイキングとして見ると、確かにやや控えめな印象は受けました。ただし、この品数だからこそ全体に上品さがあり、ホテルの雰囲気に合っているとも感じました。実際、この品数でも十分すぎるほどのバリエーションがありました。
それよりも気になったのは、会場自体の「狭さ」でした。私が宿泊したのは閑散期で、料理ゾーンには常時3~4人程度しかおらず、行列は一切ありませんでした。テーブルも余裕を持って配置されていて、隣席の会話が気になることもなく食事を楽しめました。
一方で、これがハイシーズン・満室時の朝食だったらと想像すると、料理ゾーンのスペースはやや手狭に感じられそうです。混雑時に人がぶつかり合うような場面があるかどうかは、実際にハイシーズンに宿泊していないため断言はできませんが、スタッフの方が時間案内などでうまく調整してくれていることを期待したいところです。ハイシーズンに宿泊予定の方は、朝食の時間帯をあえて早め・遅めにずらすなど工夫すると、より快適に過ごせるかもしれません。
夕食「vaas(ヴァース)」でフレンチフルコース

前述の通り、宿泊日が火曜日でgrill milleと実乃里が定休日だったため、図らずもvaasでフレンチのフルコースを頂くことになりました。本来は実乃里で軽くご飯の予定でしたが、前日になって定休日だと気づいたという経緯です。(現在は定休日なしで営業しています)曜日によってレストランの選択肢が変わる点は、予約前にぜひチェックしておいてほしいポイントです。
注文したのは13,200円のコースです。
妊娠していることはホテルの予約時に備考欄に記載しているので、着席してすぐに「ブランケットを使いますか?背中に挟みますか?」と聞かれました。内心「クッションの方がいいな」と思いつつ「お願いします」と伝えると、ブランケットを2枚渡されました。背中に挟んでみたものの、あまりフィット感は得られませんでした。その後、隣のテーブルにきた別の妊婦の方はクッションを渡されているのが見え、「クッションの方が良かった…」と思ったものの、その場で言い出せずそのままブランケット2枚で過ごすことになりました。恐らく申し出ればクッションを用意してもらえると思うので、妊娠中に利用される方は、遠慮せず「クッションはありますか?」と聞いてみることをおすすめします。
店内はやや薄暗く、キャンドルの灯りがムーディーな雰囲気を演出していました。

コース内容は、ふわふわのパンから始まり、アミューズにアスパラとホタテ、続いて桜鱒のカルパッチョが提供されました。妊娠中で生魚が食べられなかったため、カルパッチョの代わりに火の通った鮭料理を用意してもらえました。このように、コース内であっても妊娠中である旨を伝えておくと、料理ごとに代替対応をしてもらえる点は安心材料になります。



その後、新玉ねぎのポタージュ、本日の魚料理、お肉料理(2人でそれぞれ違う種類を選択)と続き、デザートはタルトが提供されました。食後の紅茶・コーヒーの代わりには、ルイボスティーを選ぶことができました。カフェインを控えたい妊娠中の方にとって、こうしたノンカフェインの飲み物の選択肢が用意されている点も嬉しいポイントです。






料理はどれも非常に美味しく、サービス面でも各料理について丁寧な説明があったり、妊婦であることへの気遣いを随所に感じられたりと、全体的な満足度は高かったです。
妊娠中に感じた気配りと注意点
今回の食事を通して、妊娠中の宿泊者として実際に感じた気配り・注意点を整理します。
- 生魚を使う料理は代替メニューを用意してもらえる:カルパッチョの代わりに鮭料理が提供され、コース全体の満足感を損なわずに楽しめました。
- カフェインを控えたい場合はルイボスティーが選べる:コース終盤の飲み物をノンカフェインに変更できたのは助かりました。
- クッションが必要な場合は遠慮せず申し出るのがおすすめ:ブランケットだけでなくクッションの用意もあるようなので、体勢がつらい場合ははっきり伝えたほうが快適に過ごせます。
- 予約時に妊娠中であることを伝えておくとスムーズ:朝食・夕食ともに、あらかじめ伝えておくことで当日の対応がスムーズになる印象を受けました。
まとめ:レストラン選びのポイント
ルグラン軽井沢ホテル&リゾートは、敷地内に個性の異なる3つのレストランを持っているのが大きな魅力ですが、grill milleとお蕎麦の実乃里にはそれぞれ定休日があるため、宿泊日によっては選択肢がvaasのフレンチのみになる可能性がある点は事前に知っておくと安心です。※2026年9月現在、定休日があるのはgrill milleのみです。
朝食は品数こそリゾートホテルとしてはやや控えめながら、上品な雰囲気とちょうど良いバリエーションで満足度は高く、夕食のフレンチフルコースも、妊娠中ならではの配慮を受けながら楽しむことができました。閑散期であれば朝食会場の混雑もほとんど気にならないレベルでしたが、ハイシーズンに宿泊予定の方は、時間帯をずらすなど多少の工夫をしておくとより快適に過ごせそうです。
軽井沢での特別な食事体験を求めている方、また妊娠中で食事の配慮が気になる方にも、ルグラン軽井沢ホテル&リゾートのレストランはおすすめできる選択肢だと感じました。

