ずーっと食べてみたいなあと思いつつも、いつも予約が取れない飯田商店さん。
この度、つ、ついに予約を取ることができたので食べに行ってきましたー!
飯田商店とは?
神奈川県の湯河原駅から徒歩約10分の場所にあるラーメン屋さん。
店主の飯田さんがご実家の水産加工会社であった建物を改装して2010年にオープン。
「ミシュラン・ガイド」に掲載されたり、食べログ評価では4.1(2023.4現在)を獲得。
飯田さんは「情熱大陸」や「アナザースカイ」等の番組でも特集されています。
昔は当日の整理券を求めて朝早くから行列をなしているお店でしたが、数年前からネット予約のみとなりました。
予約時間10分前にお店前で待機

昔の飯田商店をそのままにした外観。味があってよい!
予約した際、”予約時間の10分前に来てください”と記載があったのですが、私達は少し道に迷ってしまって8分前くらいにお店に到着したところ、既にお客さんがお店の前で待っていて、私達が一番最後の到着でした。
待っている間にお店の前にあるタッチパネル式の食券販売機でメニューを注文します。
私達は以下のメニューを注文しました。
- 醤油らーめん ×2
- つけ麺(しお)←2人で分けて食べる予定
- お出汁割り(かつお)
※価格は下のまとめに記載してます。
飯田商店さんは連食をOKとしています。過去のツイッターで店主の飯田さんが連食について、
”「そのお客様がお腹いっぱいになるまで、満足するまで」 を基準にしています”
と語っています。
受付の方に予約の名前を伝えて食券を渡すと、ラーメンを出す順番とつけ麺は半分に分けて出すかを聞かれました。
予約時間になると、名前を呼ばれてお店に入ります。
どうやらテーブル席の方から、奥の席から順々に呼ばれていくようです。私達は一番最後の到着だったからなのか分かりませんが、カウンターの一番手前の端っこでした。
早く行けば飯田さんが作業する目の前の席に案内してくれたのかしら?
お店の雰囲気
入った瞬間、高級料亭のような店内と職人さんの真剣な雰囲気で少し圧倒されてしまいました。
(店内の写真撮影はNG)
席には既にお盆・お箸・レンゲ・お水が用意されています。

私語は慎んだほうがいいかな?と黙って待ちます。(少し話されている方もいらっしゃいました)
カウンターからは職人さんがラーメンを作っている姿を見ることができて、それもエンターテイメントで面白い!
どんどんお客様にラーメンが運ばれていって、ついに自分の前に・・・!
醤油ラーメンの食レポ

なんて芸術的なラーメン・・・
スープといいチャーシューといいにおいといい、全てが食欲をそそります。
まずスープから。
思っていたより塩みは薄く、出汁の香りがして、思わず夫と「優しい~!」と顔を見合わせてしまいました。
永遠に飲み続けられそうなスープです。
次に麺。
今までのラーメンで食べたことのない新しい感じがしました。
つるつるしていて、そうめんに少し似ているような食感。スープとよく合います!
最後にチャーシュー。
私はチャーシューが苦手で、噛み切れなかったり脂身が多すぎると胃もたれしてしまうのでいつも夫にあげているのですが、飯田商店さんのチャーシューは柔らかくて上品な脂身で本当に美味しくてペロリと食べてしまいました!
最後、スープは全て飲み干したかったのですが妊婦なので塩分量を考えて半分残しました・・・(悲しい)
つけ麺(しお)の食レポ
2人が食べ終わるころのタイミングでつけ麺を出してくれます。
以下の画像は1人前の麺を半分にして頂いたものです。
(しおスープや薬味などは2つに分けられないとのことで1つのみです)

白い麺はもちもちしたラーメンの麺といった感じで、黒い麺はお蕎麦に近い少しザラザラした麺でした。
半分くらい食べ終えたところで、豚肉の薄切りと昆布出汁が提供されます。(写真撮り忘れ)
豚肉は結構塩見があったのと昆布出汁はとろっとした粘り気があって、しおだれにちょっとずつ入れて味変して食べました。
その他にも調味料が付いてくるので、初心者の私にはどう食べてよいか迷ってしまって(笑)
美味しかったのですが、蔵人向けなラーメンだなあというのが一番の印象でした。
お出汁割り(かつお)
最後食べ終えた後に接客の女性の方が鰹の説明をしてくださって、
「鰹を削ってから30秒以内にお出汁を提供いたします!」
と案内がありました。
えっ、30秒ですか!?
と驚いていると、その後すぐに私達の目の前で職人さんが鰹を削り始めて、
お出汁を取って私達のしおだれの中に入れてくれました。

一口飲んだだけで鰹の香りが口の中にぶわっと広がって、至福の味。
これもまた永遠に飲み続けられるスープでした。
予約方法
予約は「OMAKASE」というサイトから予約します。
OMAKASEサイト → https://omakase.in/
毎週日曜日の16時から水~土曜日の予約ができます。※日曜日・月曜日・火曜日は定休日
予約手順① 「OMAKASE」サイトに新規会員登録をして、クレジットカード情報を登録しておく。
※予約時は情報入力の時間が5分しかないので、焦ってせっかくの予約が自動キャンセルにならないように予めクレジットカード情報は登録しておきましょう!
現在、当日に現地決済となっています。
予約手順② 日曜日の16時ジャストになったら「このお店を予約する」タブが赤色になるのでクリックする。

予約手順③ カレンダーの日付をクリックすると右側に時間帯が出てくるので、希望の時間帯・席・人数のものにチェックする。

予約手順④ 時間帯をチェックすると下に人数が選択できるようになるので、希望人数を選択して「予約の確認へ進む」をクリックする。

※満席とはじかれてしまっても何度も更新してやり直してみてください。私は3分ほど格闘してようやく確保できました!
※当然ですが、平日のほうが予約は取りやすいですよ!
予約手順④ 【5分以内!】詳細を確認して「予約を完了する」をクリックする。



まとめ
今回飯田商店さんで使った金額は以下。
- 醤油らーめん 1600円 ×2
- つけ麺(しお) 2000円
- お出汁割り(かつお)200円
- 予約手数料/人 390円 ×2
2人で合計6180円!!!
※現在、料金価格が値上がりしています。
ラーメンにしては結構お高めな値段ですが、それ以上の価値があると私は感じました!
ただ、こってりがお好きな方はどうかなあ~という感想です。
予約争奪戦を勝ち抜いて、日本一のラーメンを一度食してみてはいかがでしょうか。


