2歳の上の子と0歳の下の子を育ててきた私。2歳差育児は「かわいさ2倍」と言われますが、正直なところ、大変さも2倍以上でした。
この記事では、2歳差育児の1年目を終えて、実際に困ったことと、我が家で試した対策を正直にまとめました。これから2歳差育児を迎える方や、いままさに奮闘中の方の参考になればうれしいです。
我が家の前提
- 上の息子と下の娘は、2歳1か月差です(1年目を終えた今は、息子が3歳、娘が1歳)。
- 息子は活発で甘えん坊な性格で、癇癪は強めです。
- 平日の昼間は、息子は保育園に通っています。
この記事は、わが家の体験談をまとめたものです。お子さんの性格や発達、家庭環境によって、状況や効果は異なります。すべてのお子さんに当てはまるわけではありませんので、あくまで参考程度に読んでいただけるとうれしいです。
1.寝ている下の子を上の子が起こしてしまう
せっかく娘が寝たのに、息子が近寄って触ったり、大きな声で話しかけたりして起こしてしまうことがよくありました。
「娘ちゃんは今寝てるから、静かにしようね」と言っても、逆に面白がって大声で叫んだり、「娘ちゃーん!起きてー!」と起こしに行ったり。そのたびに「せっかく寝かせたのに…」とイライラしていました。
でも、息子に悪気はなく、「赤ちゃんがかわいい」という気持ちからです。2歳ではまだ「静かにする」ことや「なぜ起こしてはいけないのか」が理解できていないようでした。だからこそ叱りにくく、ママとしては本当にもどかしい場面でした。
その後
2歳半が近づくころには、自然と減っていきました。「娘ちゃんが寝たら、ママと二人で遊べるんだよね!」と、娘が寝るのを待っていてくれたこともありました。
成長とともにわかってくるので、「いまだけ」と思って乗り切るのがおすすめです。
2.上の子の赤ちゃん返りが激しい
娘を抱っこしていると、すぐに息子が「抱っこ!」と言ってきます。できるだけ抱っこしようとするのですが、授乳中に「ミルクが終わってから抱っこするね」と伝えると、大泣きしていました。
息子は、娘が生まれるまでは「ママじゃなくてパパがいい」というタイプでした。怪我をして泣いたり、癇癪を起こしたり、自分がピンチのときだけ「ママがいい」となっていました。
それが、娘が生まれてからは、すべて「ママがいい」に変わりました。着替えもお風呂も歯磨きも、「ママじゃなきゃイヤ!」と怒ります。どうやら、娘にママを取られたと感じているようでした。
試したこと
できるだけママが息子のお世話をして、娘のお世話をパパがやるようにしています。あとは娘をパパに任せて息子と二人でお出かけをして二人時間を作ったり、「大好きな息子くんがいるだけでママとっても幸せだよ」という声掛けをするように心がけています。
今の状況
この状態は、息子が3歳になった現在も続いています。正直、解決策はまだ見つかっていません。
3.夜泣きで二人とも起きてしまう
どちらかが夜泣きすると、もう一人も起きてしまうことが度々ありました。2歳の息子もまだ夜泣きをするタイプで、夜驚症状もみられます。
一人をなだめている間にもう一人が泣き出し、夜中に泣いている二人を相手にする日もありました。一人では対応が難しいので、寝ている夫を起こして娘の対応をしてもらいました。
試したこと
あるときから、子どもたちの寝る場所を別々にしました。息子は寝室、娘はリビングで寝かせています。
狭い家で寝室はリビングの隣りなので泣き声は聞こえてしまうのですが、一緒に寝室で寝ていたときよりは、起きずに寝ていることが増えました。
※夜泣きや夜驚症状が気になる場合は、小児科などに相談してください。
4.上の子のちから加減がわからない
2歳の息子は力加減がまだ難しく、娘を強く叩いてしまうことがありました。また、戦いごっこが大好きで、気づくと娘がおもちゃのように扱われ、やわらかい棒で叩かれたり、ブロックを投げられたりすることもありました。
遊んでいるつもりでも、0歳の赤ちゃんにはケガの心配があります。
試したこと
こういうときは、「危ないからやめようね。息子くんも怪我しちゃうよ」「やさしくなでなでしようね」と、息子を心配している口ぶりで何度も言い聞かせていました。
その後
3歳になるころには、危ないことを理解したようで、娘をやさしく撫でるようになりました。戦いごっこでも、剣で「ちょんっ」と触る程度になりました。
5.上の子が遊んでいるおもちゃを、下の子が壊してふたりとも大泣き
娘がハイハイをするようになると、息子が集中して遊んでいるおもちゃやブロックを、娘が壊してしまうようになりました。息子が大泣きし、その声につられて娘も大泣き。これも毎日のように起きました。
娘にも悪気はないので、手を出す前に止めるしかありません。この状況は結構大変で、今も続いています。
試したこと・思うこと
「ベビーサークルがあれば…」と、いつも思います。広いお家なら、ベビーサークルで二人の遊ぶ場所を分けると、ケンカせずに平和です。ベビーサークルには、上の子を入れて、集中して遊んでもらうのが良さそうです。
6.ワンオペ育児はいつも大騒ぎ
ワンオペで育児をしていて、特に大変だったのが「おむつ替え」と「食事」の時間です。我が家は3歳の息子と、ハイハイ期の娘の2人育児なので、毎日がバタバタでした。
おむつ替えの時間は、目が離せなくて大騒ぎ
息子のおむつを替えていると、娘がハイハイで寄ってきます。娘が息子や使用済みのおむつに触らないよう阻止しながら、素早く替えなければなりません。
ある日は、息子のうんちのおむつを替えている間に、ゲートを閉め忘れたキッチンへ娘が入り込み、ゴミ箱を漁っていたこともありました。
そのときの私は、いつもこんな感じです。
- 「おもちゃで遊んでて!」
- 「おむつ触らないよ!」
- 「息子くんはじっとしてて!」
大声で叫びながら、毎回大騒ぎでおむつを替えていました。
おむつ替えのときに思ったこと
ここでも「ベビーサークルがあれば…」と、何度も思いました。おむつ替えの間だけでも、下の子を安全な場所に入れておけたら、気持ちにも余裕が生まれたはずです。
食事の時間は、2人分のフォローで大忙し
3歳の息子は、まだひとりでご飯を食べるのが難しい年齢です。さらに赤ちゃん返りもあり、毎回「ママが食べさせて」と言ってきます。
そこに、離乳食が始まった娘が加わり、2人の食事を同時にフォローしなければならず、とても大変でした。
- 娘は食べ散らかしたり、動き回ったりする
- テーブルも床も大惨事になる
- その中で息子にご飯を食べさせ、話も聞いてあげなければならない
「ひとりで全部は無理…」と感じる場面が何度もありました。
試したこと:食事の時間をずらす
もともと娘は少食で、栄養面が気になっていました。そこで小児科の先生に相談したところ、「5回食(朝・昼・夜の3回に加えて、10時と15時のおやつの時間にもご飯をあげる)にしてみてください」とアドバイスをもらいました。そこで、息子とは少し時間をずらして、ひとりずつ食べさせるようにしました。
効果は次のとおりです。
- どちらかが食べていると、食べていないほうが寄ってきてしまう
- ただし、2人同時に食べさせるよりはずっとラクだった
- 1人ずつ向き合えるので、気持ちの余裕が少し生まれた
※5回食は、娘の状態を見て小児科の先生から指導を受けたものです。お子さんによって適切な食事の回数や量は異なるため、気になる場合はかかりつけの医師や自治体の相談窓口に相談してください。
7.ママの寝る時間が少ない
息子は保育園に通っていて、毎日お昼寝をして帰ってきます。そのため、3歳近くになると、夜の寝る時間が遅くなっていきました。就寝は22時~23時になることもあります。
一方で、娘は毎朝5時に起きます。なので、最長でも6時間睡眠です。その間に夜泣き対応がある日もあり、本当に寝られません。ママはいつも寝不足です。
友人の話
同じ2歳差育児をしている友人は、上の子が幼稚園に通っています。幼稚園にはお昼寝がないので、子どもたち二人とも18時就寝、6時起床だそうです。お昼寝の有無で、夜の過ごし方がこれだけ変わるのだと感じました。
対策まとめ
| 困ったこと | 我が家の対応 | 今の状況 |
|---|---|---|
| 下の子を起こしてしまう | 言い聞かせ、成長を待つ | 2歳半ごろから減った |
| 上の子の赤ちゃん返り | ママは上の子、パパは下の子を担当 | 今も続いている |
| 夜泣きで二人とも起きる | 寝る場所を分ける(寝室とリビング) | 起きずに寝ていることが増えた |
| 力加減がわからない | 優しく言い聞かせる | 3歳ごろに落ち着いた |
| おもちゃを壊される | 止めるしかない(ベビーサークルが理想) | 今も続いている |
| おむつ替えが大騒ぎ | 声をかけながら素早く替える(ベビーサークルが理想) | 今も続いている |
| 二人の食事のフォローが大変 | ひとりずつ食べさせる | 今も続いている |
| ママの睡眠不足 | 夫に夜泣き対応を頼む | 今も続いている |
まとめ
2歳差育児は、赤ちゃん返り、睡眠不足、ワンオペなど、大変なことがたくさんあります。わが家でも、解決していない悩みはまだ残っています。
それでも、成長とともに楽になったこと(寝ている下の子を起こさなくなった、力加減がわかってきたなど)や、環境を工夫して楽になったこと(寝る場所を別々にしたなど)もありました。
完璧を目指さず、できるところから試していくのがいいと思います。
最後にもう一度お伝えしますが、ここで紹介した内容は、わが家の場合の体験談です。お子さんによって合う方法は違うので、無理のない範囲で、できそうなところだけ取り入れてみてください。育児で気になることがある場合は、小児科や自治体の相談窓口に相談するのもおすすめです。
同じように頑張っているママ・パパの参考になればうれしいです。

